小堤西池のカキツバタ群落は、辺り一面にカキツバタが咲いていた往時の面影を今に伝えています。
西三河のカキツバタは在原業平が東下りの折にここの近くを通りました。
すぐ近くの知立市八橋(やつはし)でカキツバタを詠み込んだ歌が有名です。
その時代からこの辺りにはカキツバタは自生していました。
小堤西池のカキツバタ群落は国の天然記念物に指定されています。
ここ刈谷市の小堤西池のカキツバタ群落は国指定の天然記念物になっています。
地元の方の話では、自然のままのカキツバタなので背丈が低く、
花は密集して咲きません。
あちこちに適度に散らばって咲くそうです。
尾張から西三河方向に吹く西風で、いつ来ても被写体が揺れています。
花が大きく揺れるとか、葉が風で裏返えるので、
それが白々と写って全体に荒れた感じの写真になりがちです。
写真修正用のソフトウェアーを使っても、調整出来ないことが多くあります。
晴れたり曇ったり、強く風が吹いたりやんだりと
めまぐるしく状況が変化しましたが写真は撮れました。
シャッターを切るタイミングを失ったり、風が治まるまで長く待ったりしながら撮影終了です。
刈谷市HP https://www.city.kariya.lg.jp/kankobunka/rekishibunka/bunkazai_iseki/1006415.html