世界遺産白川郷合掌造りの集落の撮影は、秋の透明な空気と光りに恵まれて霞むことなく写真が写せました。これまで教科書の写真やニュースでしか見たことがなかったのですが、事前の知識がなくても写真をご覧になればわかるとおり、歩いて散策するのにはちょうど良い村の広さと南北に走る道と、山側と川沿いの二本の道というわかりいやすい道路配置で初めての人でも迷うことはありません。
白川郷の撮影ポイントは事前知識がなく、出たとこ勝負の撮影
初めての白川郷なので、予備知識がなく出たとこ勝負の撮影だったので、何でも撮っておいてあとから写真に理由づけしようという魂胆です。
上のパノラマ写真は写真処理ソフト「ライトルーム」を使って焦点距離18mmで写した2枚の写真を合成してパノラマに仕上げています。この写真を縦に3分割すると、ちょうど中心の1/3ほどが2枚の写真が重なっている部分になります。
黄色や赤に木葉が色づきたくさんの色で綺麗な写真に仕上がります。新型コロナウィルスが下火になって県外への移動が緩和されたタイミングがちょうど秋の紅葉シーズン。晴天に恵まれた上に透き通った空気は、写真の撮影にはもってこいの条件でした。
世界遺産白川郷合掌造り集落と彫ってあるこの岩の高さは2.5mほどの大きさです。文字部分が上手く写せませんでした。
前日に少しみぞれが降ったことで、合掌造りの屋根に日が当たり始めると、そこから白い湯気が見えるのが印象的でした。
展望台から白川郷全体を眺めて写真を撮ってから、村営せせらぎ公園駐車場に車を止めて吊り橋を渡って村に入ります。
それとわかるアジア系の外国人観光客は見かけなかった
2020/11/05の時点では海外から日本に入国できないので、これまでニュースに取り上げられていたようなアジア系の外国人で溢れかえっている観光地状態ではなくなっているので、耳にする言葉も控えめな日本語ばかりです。
私の周りを歩いている人たちも日本人だけだったので、ゆったりとした気持ちで撮影できました。
手前の小さな茶色のトタン板の屋根は、放水銃の格納庫です。放水銃の一斉放水は白川郷の風物詩として毎年ニュースで流れます。
明善寺の鐘楼は茅葺き屋根です。もっと風情ある撮り方が出来るように思うので次回の課題です。
幻想的な雪の白川郷ライトアップは2021年は中止になりました。
改めて撮影に行きたいと思っています。ただ、誰でもが自由に見られるわけではありません。村内宿泊予約者でないとだめなことをサイトに書いてありました。電話してみたけど断られました。そうこうしているうちに、2021年のライトアップは中止になってしまいました。
特別豪雪地帯なので車高の高い4WDでないと危険そうです。注意書きに書いてあったような記憶があります。宿泊予約と合わせてライトアップに来るための条件のようです。
白川郷ライブカメラhttp://shirakawa-go.org/livecam/
使用したカメラとレンズ カメラ:Nikon D500 レンズ:AF-S NIKKOR 18-140mm F3.5-5.6