尾張国一宮、真清田神社(ますみだじんじゃ)で、BC628年に鎮祭された神社です。
尾張国一宮の真清田神社(ますみだじんじゃ)は愛知県一宮市に鎮座しています。
参道はアーケードのある大きな商店街になっていて、市役所も門前に立地しています。
尾張国一宮真清田神社の由緒
御由緒
神社名 真清田神社(ますみだじんじゃ)
祭神 天火明命(あめのほあかりのみこと)
鎮座地 愛知県一宮市真清田1ノ1
祭礼日 四月三日(桃花祭)
当社は尾張国一宮にして、祭神天火明命は天孫瓊瓊杵尊の御兄神に坐しまし国土開発、産業守護の神として
御神徳弥高く、この尾張国はもとより中部日本今日の隆昌を招来遊ばれた貴い神様であります。
創建について真清田神社社伝では、神武天皇33年(BC628)に鎮祭されたのが始まりとしています。
祭神の天火明命の子孫たちは大和国葛城地方(現・奈良県葛城地方)の高尾張邑を出て、この地を郷里の尾張と名付けて開拓にあたったのでしょう。
たぶんそのときに奈良から来た開拓者たちは真清田神社をたてたのでしょう。
2650年も前のことになります。
尾張氏の祖が奈良からこの地にやってきて木曽三川がもたらす水と肥沃なこの地を開拓していったことが想像されます。
有名な一宮七夕祭りは真清田神社の境内にある服織神社の祭りです。
境内社殿の案内では、本殿の天火明命の他に服織神社、三八稲荷社、摂社三明神社、末社神明社、須佐之男社・愛宕社・秋葉社、三末社、厳島社、八龍神社が祀られています。
その中でも服織神社(はとりじんじゃ)は天火明命(あめのほあかりのみこと)の母神様、萬幡豊秋津師比賣命(よろずはた とよ あきつし ひめのみこと)が祀られている服織神社は女性に人気があります。
一宮市の七夕祭りはこの萬幡豊秋津師比賣命(よろずはた とよ あきつし ひめのみこと)に感謝し、一宮の主軸産業である機織工業の繁栄を願う祭りです。
服織神社御由緒
1、神社名 服織神社
1、祭神名 萬幡豊秋津師比賣命 (よろづはたとよあきつしひめのみこと)
織物祭七夕祭り 七月第四日曜日前后
月次祭 毎月15日
1、御由緒
御祭神は本社御祭神天火明命の御母親神でいせの皇大神宮の相殿神として 天照大神と御同殿に御座します
御神格の高い神様で 古くより 織物の守護神として 総ての織物を生地の上からも柄の上からもこれを立派に且つ
精巧に作り上げることを御守護奨励される神として広い信仰を受けられた尾張地方の織物業が発展したのも御祭神の
ご加護によるものであります。
又、裁縫 書道 技術工芸 芸能 縁結び 安産等にも深い信仰がある貴い神様であります。
服織神社のご祭神
服織神社のご祭神
ご祭神は「萬幡豊秋津師比売命」 (よろづはたとよあきつしひめのみこと)と申し、真清田神社のご祭神「天火明命」(あめのほあかりのみこと)の母神で、別名を七夕祭の織姫「棚機姫神」(たなばたひめのかみ)といわれております。
このことから、この地方の地場産業の「織物の神様」として、若い女性の信仰を集めるようになりました。
厳島社と八龍神社
尾張国一宮、真清田神社の水舎の水は一度飲むと忘れられない甘さを感じます。
尾張国一宮、真清田神社水舎の水は一度飲むと忘れられない甘さを感じます。
平安時代に白河天皇の病気を癒やしたとされる水です。
頂くと、甘さすら感じます。
そして飲んだらすぐにからだと同化してしまう感じがする水です。
正直驚きました。
ペットボトルに入れて頂いて参りました。
水にこだわりのない方でもこの味わいには少し驚きを感じるかもしれません。
おいしいとかではなくて、上等で甘いのです。
単に「おいしい水」なのではなくて、体中でありがたさ感じられる水です。
明治11年10月25日、明治天皇が一宮を巡幸されご昼餐の際、この井戸水を御膳水として奉りました。
それだけ味に秀でた水です。
まさに神水。
お詣りの時にはおすすめします。
御由緒
真清田神社の神水舎は、得祖時代に編纂された「尾張名所図会」にも記載され、その歴史の古さが偲ばれます。
平安時代末期、白河天皇のご病気回復を願い朝廷から派遣された勅使がこのご神水を拝受、天皇が召されてご病気を癒やされたという記録が伝わっています。
明治11年10月25日、明治天皇が統治に行幸された折りに、この井戸水を以ってお茶が献じられました。
近年は健やかな日々を願い、態々(わざわざ)遠方からご神水を拝受される方も多く。服薬、健康、幼児育成に御霊験あるお水として朝野(ちょうや)の篤い信仰を受けております。
(朝野=朝廷と民、官民)
尾張国一宮 真清田神社HP http://www.masumida.or.jp/