獅子の社殿のある難波八阪神社はインバウンドで大阪に来た外国人たちで賑わっていたところですが、コロナが収束したら、またすぐに賑わいを取り戻しそうなスポットです。特に中国の人たちには人気のあるスポットのようです。
神社の名前は難波八阪神社(なんばやさかじんじゃ)といい、大阪市浪速区元町2丁目にあります。
近くには、いつもは大相撲3月場所が開催される大阪府立体育館や、豚まんで有名な「551蓬莱」のレストランがあるのですが、難波八阪神社の獅子殿の改修工事は、蓬莱の創業者、台湾出身の羅邦強さんが奉納されています。獅子殿横のパネルに書いてありました。余談ですが551というのは当時のお店の電話番号だそうです。
この獅子頭は大きく口を開けていて、その奥には神様がお祀りされています。
この獅子頭は大きく口を開けていて、その奥には神様がお祀りされているので、獅子が大きく開けている口の中の様子も写したくなるのですが、顔を表現しようとすると口の中が黒く潰れてしまい、こんどは、口の中に露出を合わせると獅子の顔の上部が白く飛んでしまうので、うまく露出のバランスが取れませんでした。対策として、平均な露出で撮っておいて後でPCを使って口の中の暗い部分をある程度明るく調整することにしました。
獅子の表面の質感を表現するには、少し暗めに写しておくのがポイントです。
獅子の表面の質感を表現するには、少し暗めに写しておくのがポイントです。撮影後にPCで調整することもできますが、手間がかかるので、できるだけ調整しないで済むように撮っておきたいといつも考えるのですが技術が伴いません。
撮った写真そのままでは平坦な感じがして面白みがありませんが、こんなときには平均的な明るさに写しておくのがポイントです。
少し白く感じる写真になります。
カメラの測光の設定をマルチパターンの平均的な測光にセットしておくのに加えて、暗い影の部分を明るく撮るためのアクティブDライティングを強めにセットして撮影するとより効果的です。
見慣れた大きさの被写体も一緒に写し込むと写真の狙いが伝わりやすくなります。
獅子の顔は高さ12m、幅7mもある大きさなので、その巨大さと異様さ感じて貰うために、見慣れた大きさの被写体も一緒に写し込むと写真の狙いが伝わりやすくなります。
街を歩いてみると大阪の街がずいぶんきれいになっていることがわかります。
使ったカメラ Nikon:D5500 レンズ Nikkor DX18-140mm F3.5-5.6