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写真 寺社仏閣

写真:九品仏浄真寺界隈はウォーキングで健康作りを目指す人でいっぱいです。

九品仏浄真寺界隈はウォーキングで健康作りを目指す人でいっぱいです。流行のウェアーを着ている人に自然に目が行きます。昔、お寺は善男善女がお参りに行くところと決まっていました?が、今の時代は、広くて自然豊かな境内を持つ寺社はウオーキング参拝客も取り込んで賑わっています。

九品仏浄真寺は近隣の方は当然のことながら、電車でいらっしゃる方も目立つので、普段のウオーキングコースではなくて、気分を変えて歩きたい人などが自由が丘や二子玉川方面から、一駅二駅ほど電車に乗ってここまでいらっしゃているのではないでしょうか。東急大井町線はローカル度が濃いので流行のスポーツウェアーのまま乗車しても違和感は感じません。

東急大井町線の九品仏駅(くほんぶつえき)を降りると、いきなり浄真寺の参道なので心の準備が出来ていないまま足を進めることになります。参道は左斜めに行く感覚になるのですが、真っ直ぐ進みたいのに左斜めに進まなければならない!という葛藤が起って違和感を覚えます。これが九品仏浄真寺に来たときの気分的特徴です。

あまり深く考えても仕方ないことですが、実は参道はちょうど南北に通っているのです。碁盤の目になっている町の通りが東西南北ではなく全体的に東に傾いていますから町の通りの方が間違っているのです?。

この辺りは多摩川に沿って環状八号線が走っていますが、この環八も多摩川に沿って通っています。多摩川は北西から南西に流れて東京湾に流れているので、どうもこの辺りの町はそれを底辺としてスクエアに開発されて出来上がったことが想像できます。当然浄真寺の方が古くからあるので東西南北の方角を基準にして作られていたはずですが、後世の開発事情がこのずれを生んだのでしょう。

このことが参道入り口で感じる違和感の原因だとわかってスッキリです。しかし九品仏の駅に降りて私が感じる違和感はきっとなくならないでしょう。

最初の写真は、参道入り口の左側にある浄真寺の地図と案内板の土台の石に刻まれたプライベート感を感じる現代的なデザインの文字です。これを書いた人は、何かをお願いしたとしても、きっと丁寧に対応して貰えそうな性格の人のように思えるのは、文字に書いた人の性格が知らず知らずに現れるからでしょう。何も考えなくても、書いている文字に自然に魂が込められてしまっています。

参道の松並木の途中にあるこの石柱には「禁銃猟警視庁」と昔の書体で記されています。銃猟禁止、それは当然そうでしょう。こんなところで鉄砲で猟をされたら危なくて仕方ありません。現在はこの辺り一帯は住宅街ですが、この石柱が立てられた時代は、森や林だったと思われますから鉄砲で猟をする人がいたとしても不思議ではありません。お寺の参道で殺生するのはいくら何でも罰当たりで、閻魔様に判定して貰う前の書類審査で間違いなく地獄送りでしょう。

45年ほど前の1970年代の航空地図をみると、区画もしっかり出来ていて既にこの辺りにはぎっしりと住宅が建っています。使われている字体からしても相当前なはずです。調べると立てた時期は明治32年1899年とのことです。

そして総門の表札、「九品仏浄真寺総門」と書かれた寺の表札です。東門にも同じ書体、同じ金色で書かれてる表札があり、「九品仏浄真寺東門」と同じく金文字で書かれたものです。威厳と重厚さがあります。
写真でもおわかりかと思いますが、筋塀の白い筋が5本あるので最高の格式をもつお寺だということがわかります。

都天然記念物九品仏のイチョウ石柱

都の天然記念物になっているイチョウの前に立ててある石柱の文字は明朝体で教科書のようです。最近では教科書体というのかも知れませんが、仏のイの人偏がその下に書いてあるイチョウのイそのままです。人偏なのに何の遠慮もないところがマイヒットです。

石職人がイの文字を拡大縮小してそのまま使ったのかも知れません。

使ったカメラ Panasonic LUMIX DMC-LC1  レンズ ライカDCバリオ・ズミクロン 28mm~90mm F2.0-2.4 (ズーム倍率35mm換算)

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