馬籠宿(まごめじゅく)は中山道のうち木曽路11宿の最も南に位置する宿場町です(岐阜県中津川市)。北は長野県塩尻市の贄宿(にえじゅく)になります。恥ずかしい話ですが、私は長い間「馬籠」という漢字が読めませんでした。
調べればすぐにわかるはずですが、興味がなかったので放置していました。その間にも日帰りバス旅行のパンフレットなどにしょっちゅう紹介されているので、放置していてはいけないと思い調べて読めるようになりましたが、こんどは妻籠宿と馬籠宿がいつも観光番組や旅行パンフレットで2箇所セットで紹介されるので「つまご」と「まごめ」の区別が怪しくなってしまいました。
しかし、今度は写真を取りに行ったので、それぞれの宿場風情や特徴もわかり、もう間違うことはありません。
馬籠宿の撮影は、旅行雑誌にあるような観光地食べ歩きといった写真要素を少なくして、旅行パンフレットのように実用写真のように馬籠宿を写そうと思ってやってきました。しかし、その初心は馬籠宿に着いた途端に忘れてしまい、目にしたものを何でもかんでも写してしまっていました。
「当初の計画を忘れる」というのは写真を写すという行為においては致命的なミス、欠陥です。
職業写真家は注文があってクライアントの指示どおり写すのですが、事前に撮影するための与件を伝えられても、それを忘れてしまっていると言うことは、頭がアホとしか言いようがありません。
ハムスターよりも忘れるのが早い私は、そういった仕事には向かなさそうです。写真は腕ではなくて頭で撮るものだからです。
馬籠宿公式サイトhttps://kiso-magome.com/spots/38
木曽路公式サイトhttp://www.kisoji.com/
使ったカメラ Nikon:D500 レンズ: Nikkor DX 17-55mm F2.8