
初詣を思い立ちJR飯田橋を降りると、寒風の中、東京大神宮までの500mに参拝の列が出来ていたので諦めたことがあります。写真は夏の写真です。駅向こうの神楽坂は低層の民家やショップのあるお洒落な街で入りくんだところに点在しているお店が心をくすぐります。
一方飯田橋駅の東側は小さな会社や住宅が密集しているエリアですが、最近では高層の建物が建ち、元々の街のイメージと高層の住宅やビルが建って風景が二分されていてそこに落差が生まれています。
東京大神宮はそんなエリアにある神社なのですが、周辺の開発が進むにつれて高層ビルの谷間に鎮まる由緒ある神社という色合いが濃くなりそうです。今よりももっとおしゃれ感が増してくるのではないでしょうか。出勤詣り、ランチ詣り、帰宅詣りなどを流行らせると人気が急上昇するはずです。お参りしやすい神社ですからなおさらです。
伊勢神宮を東京に祀ることを明治天皇の許しを得て創建されたと東京大神宮のHPにあります。また、1928年に日比谷からこの地に移ってきてから90年以上経ち地元で働く人や住んでいる人たちの心のよりどころになっているはずですから、今以上の人気スポットになりそうです。
目白通りの飯田橋手前を左斜めに入りしばらく歩くと右側に東京大神宮があるのですが、その入り口に東京大神宮と深く彫られた大きな石柱が建っています。
目白通りの飯田橋手前を左斜めに入りしばらく歩くと右側に東京大神宮があるのですが、その入り口に東京大神宮と深く彫られた大きな石柱が建っています。冒頭の写真のように高さがあり大きくて目立ちます。わかりやすい太い文字を深く彫りコントラストがつけられているので視認性が高い石柱に仕上がっています。
地震で倒れないか心配になりますが、石柱をただ建てただけではないはずなので、安全は確保されているはずです。 2011年の東北地方太平洋沖地震で東京は震度5弱と大きく揺れましたが大丈夫でした。
普段は女性の参拝者が多く境内は混んでいますが、お正月のような混雑ではありませんから、いつお参りに出かけても大丈夫です。
写真を撮るとすれば、神楽坂の路地や、東京大神宮周辺の高層のビルを背景としてこれまでの街の様子とを対比させた写真が絵になりそうです。
ただ休日は街の時間が止まったように見える場合もあるので、新しい街と古い町を白黒写真で撮ったようなシュールというよりも何か寂しい写真になりがちです。そうならないようにシャッターチャンスを待って撮っておくと良かったのですが・・・。
出来れば流行ファッションの女性の姿があれば、服の色が差し色となり今の時代を感じさせてくれるので。印象深い写真になるはずです。しかし、このあたりは下町の日常がある普段の街なので、そんなファッションのひとにはなかなか出会えません。街の探索は神楽坂の方が今は面白そうですから、人がたくさん歩いているようです。

神楽坂の方からこちらに人が降りて来てくれると良いのですが、何か人を呼び込む街作りは必須に思います。神楽坂から広い道路を渡る面倒さを乗り越えてる吸引力のある街作りなどです。ランチタイムお参りランチなどを企画すればよいのですが・・。素人の知恵には限界があります。
個人的にとても印象深い街です。顔見知りの人が街角からスッと現れそうなそんな気がします。好みにも寄りますが、サラリーマンがお昼を食べられるようなお店がもっとあると楽しみが増えるなーと思いながら仕事をしていました。
使ったカメラ Panasonic DMC-LC1 レンズ ライカ