本證寺の蓮の花が今年も咲き始めたことをFaceBookで知り見に行ってきました。
今年はとても早い梅雨明けで、外気温が37度もあります。
そんな猛暑日に本證寺に蓮を見に行ったのですがそれには理由があります。
本證寺では本堂に上がらせて貰えるので冷たい畳の上に座って涼みながら仏様に手を合わせることができます。
もう一つは、本堂の南側辺りは涼しい西風が吹き抜けるので快適なんです。
それを期待して、気温は高かったのですが蓮を見にいきました。
本堂に上がって仏様に手を合わせてから(涼んでから)涼しい風の吹く南側の内堀の蓮の写真をとりに行ったのですが、
この辺りにはまだ蓮の花は咲いていませんでした。
一斉に咲いている訳ではなく、つぼみが膨らみ始めたくらいでしたが驚いたことにカキツバタの花が咲いていたのです。
とても意外な感じがしました。
カキツバタのシーズンはすっかり終わってしまってると思っていたからです。
大きな蓮の葉の間に凜としたカキツバタの花が数本咲いていたのが印象的です。
ちょうど逆光になってしまう場所に咲いていたのですが、堀の向こう側に渡ったりあれこれ動き回って写真を撮ることが出来ました。
蓮は、寺の北側の堀には白い花が、南側の堀にはピンクの花が咲くように植えてあるようです。
また有料ですが、ハス鉢頒布が行われていて、本證寺のハスを手にいれて、自宅で栽培することが出来ます。
門の扉には御朱印のことも張り出されていて、新しく御朱印も始まったことを知りました。
本證寺は岡崎城に戻ったばかりの家康を悩ませた一向一揆を主導した歴史があるので、外堀、内堀、土塁のある城郭伽藍なのでいかついイメージを持っていました。
しかし、現在では境内でマルシェが開かれたり、地域の文化に貢献する寺として活動されています。
この時期になると気になるのが本證寺の乱れ咲くハスの美しさです。
歴史小説などでは野寺というと本證寺のことをいうのですが、その野寺という地名にも惹かれるところがあります。