伊賀八幡宮弔意の半旗
安倍元首相が亡くなった翌日に掲げられた伊賀八幡宮弔意の半旗。
もう言葉もありません。
風が吹き始めて空の黒い雲が低くなってきました。
風にかき混ぜられたのか、伊賀八幡宮の随神門の上で雲が渦巻いています。
降り出した大粒の雨が蓮の葉の上で水玉になり転がっています。
開きかけた蓮の花は時間が止まったようにそのままじっとして、かたまっているように見えます。
門前の蓮池は、時間は戻せなくても全力で止めているように思えました。
とうとう、雨が降り始めました。
世界有数の大国、日本の首相が亡くなってしまった。
国民としてこの事件にやりどころのない憤りを覚えます。
伊賀八幡宮は半旗で弔意を示しました。
半旗を掲げたところがどのくらいあるのでしょう。
取り返しの付かないことが起こってしまいました。
なんとか出来ないものなのかと心の底から思います。
もしかしたら、日本は知らない間にとんでもない国になってしまっていたのかも知れない。
合掌