三河八橋(みかわやつはし)、在原業平(ありわらのなりひら)の歌で有名な無量寿寺(むりょうじゅじ)のカキツバタは、今が見頃です。5月6日、ゴールデンウィークの平日の6日、有名な八橋にある無量寿寺のカキツバタは見頃を迎えて多くの人で賑わっています。
カキツバタは一時壊滅状態だったのだそうですが地元の方々の努力でほぼ以前の状態に戻ったと聞きました。カキツバタ園の日頃の手入れなど費用がかかるので、無料で入園できるのですが申し訳ない思いでした。協力金としていくらかの入園料を来園者から頂いても良いのではないかと思いますしその価値があるように思います。
そのようなことはとっくに考えていらっしゃるとは思うのですが、平安の時代からとても有名な三河八橋のカキツバタなのに頭が下がります。この町の人たちの心意気というか歴史への敬意とプライドなのだろうと思いながら、いっぱい咲いているカキツバタ園を見て回りました。
ここから直線距離で北北東6㎞ほどの距離にある、国指定天然記念物小西堤西池のカキツバタ群落は見頃まで、あと一週間はかかりそうですが、ここ八橋のカキツバタは今が見頃です。
八橋のカキツバタは手入れされている庭園、小西堤西池のカキツバタは広く天然に自生するという違いがあります。それぞれカキツバタの名所ですが、カキツバタの咲くロケーションの違いが写真に撮れるのでとても楽しめます。