解体された飛翔のステンレスパイプが
カニの足みたいなクレーンで移送用ケージにまとめられている。
いよいよ飛翔のステンレスパイプの移送が本格的にはじまるところです。
このモニュメントの解体セレモニーでカットされて下ろされていた先端部分は、
しばらくブルーシートがかけられて、ここに置かれていましたが、
もう見当たらないので保管場所まで移送されたようです。
この飛翔を再び移転組み立てするときには、同じパイプの同じ箇所を、
元通りに組み立てるときに溶接しやすいようにその切断面をきれいに整えあります。
ご覧の通りタコの吸盤のようにみえるのがパイプの切断跡です。
パイプは降ろされてから切断面をひとつひとつカバーして保護していきます。
移転先で飛翔のステンレスパイプを組み立てるときには、
切断したこれらの部分を1箇所ずつ溶接して元通りに組上げることになります。
再び組上げるときのことを考えて慎重に解体した飛翔のステンレスパイプは
名古屋市の市有地にブルーシートがかけられたまま野ざらしで保管されています。
いろんな事情はあると思いますが、
それでもせめて雨風のあたらない屋内に保管してもらいたいと思います。