
熱田神宮の伝説の梅、ならずの梅が咲いた!
大きな梅の木です。
真っ白にいっぱい咲かせている花の中に、まるでそれを隠すように桃色の花があります。
源平桃に似て、赤白の花びらがある花もあります。
この、ならずの梅の花は八重です。



ならずの梅は、自分をよく見て愉しんでくれる人のために咲いているように感じます。
興味を持ってくれるひとにだけ分かってもらえればいいといった咲き方です。
この梅の木はまるで自分を見てくれる人を選り好みしているように思えます。
500年もの長い間、ずっと自分のスタイルを通し続けてきました。
それが参拝者の心を惹きつけてきたのでしょう。

ならずの梅
この梅は享禄の古図(1529年頃)にも描かれている奇木で
毎年二月上旬頃から薄桃色の清らかな八重の花が咲き始める
一度も実を付けたことがないので「不実梅」(ならずのうめ)と
名付けられ古くから有名である。

ちょうど花が咲いたならずの梅は、本殿前の広場の隣の神楽殿の横で咲いています。
その場所は参道とは違うので見落としてしがちです。
けどすぐ隣の広場なのでぜひこの梅の木を見てあげてください。
熱田神宮HP https://www.atsutajingu.or.jp/
岩津天満宮梅園 https://okazin86.com/iwazutenjin-2/