



この写真は、名古屋駅前の飛翔跡地、現在の様子です。
名古屋駅前からモニュメントの飛翔が撤去されてから、
その跡地では工事が続いています。
写真は2025/03/25の様子です。
この名古屋駅の東側は名古屋駅の表玄関で、桜通口と呼ばれています。
ここは、昔から名古屋の顔とも言えるエリアなので、
JR東京駅丸の内駅前広場のように、
そこに降り立った人たちを何か誇らしい気持ちにさせてくれるような再開発を期待しています。
そのためには遠くに見える皇居(江戸城)が必要なのかも分かりませんが、
戦国時代には、信長も秀吉も家康も連続で天下人に出世した歴史があります。
それにあやかって、とても縁起のいい名古屋のパワースポット的な雰囲気作りを
やってもらえたらいいなと思います。
近くではJR岐阜駅前にある黄金の織田信長像はインパクトがありますが、
三英傑に加えて加藤清正、前田利家、榊原康政、本多忠勝などの
愛知出身の武将や姫君らの顕彰碑や神社を建立して、
名古屋を訪れた人たちを出迎えられるように、そして旅行者が彼らに手を合わせられる
ことができるのも心の拠所になって良いことだと思います。
その辺りは、名古屋市が思う方向性ではないようですが、
名古屋市も表玄関に相応しい景色の必要性は承知しているようで、
そのコンセプトが名古屋駅駅前広場の再整備プラン東側エリアの再整備の方向性のなかで、
表明されています。
名古屋駅前の飛翔跡地の現在の様子を見てそんなことを思っていました。
名古屋の玄関口の顔作り

名古屋の玄関口の顔作り、名古屋らしさを感じられる顔づくりの検討は、
それを具体的にどうやって目に見える形にするのかはとても興味のあるところです、
しかし、そうはいっても、私の頭の中にあるキーワードは、尾張徳川家、物作り、自動車産業、
それに信長、秀吉、家康をはじめとする、尾張三河武士、家康が全国に配した家臣たちの街との交流、
また1つのアイデアでは東京は徳川が作った街なので、東京との連携ができる都市作り街作りを具体化できると良いと思います。
また、現在は名古屋駅南の名鉄百貨店や近鉄パッセなどの建物が、
ずっとこの道沿いに笹島交差点まで連続していますが、
最近では、記事として取上げられていましたが、ここに写っている建物が統合一体化されたビルに生まれ変わります。
そうなると、名古屋駅前の飛翔跡地から南に続く駅前の印象は大きく変化することは間違いありません。
名古屋市の計画は次のようになっています。


【東側エリア】
駅前広場のロータリー交差点や一般車降車場・タクシー乗降場の配置により、駅前空間が狭く、また、まちの発展に伴い、人のための空間やまちとのつながりが不足してきています。

駅前広場の現状〈駅前広場の課題〉
- 乗換先やまちへの見通し・動線の阻害
- 車の動線交錯による安全な交通の阻害
- 駅とまちのつながりが希薄
- ターミナル駅にふさわしい風格や魅力が不十分
貼り付け元 <https://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000113726.html>
【再整備の方向性】
〈スーパーターミナル駅にふさわしいインフラ施設配置〉
ロータリー交差点の改良等を行い、飛翔の位置まで広場を広げ、まちにつながる歩行者空間、乗換空間等の整備を図ります。
- 乗換先やまちへの見通し・動線を確保
- 駅とまちがつながる仕掛けづくり
- タクシー・一般車スペースを分離
〈世界の目的地となる名古屋の顔づくりの検討〉
「This is NAGOYA」を感じる新たな象徴的な空間形成に向けて、今後、広く意見を伺いながら検討を進めます。
- 名古屋らしさを感じられる「顔」づくりの検討

東側エリア/再整備イメージ
(注1)交通施設、昇降施設、屋根等の施設の規模や配置等については、今後引き続き関係者等と協議、調整を進めていきます。
*駅前広場内に、交番、案内所、店舗等を配置することを検討しています。
【ターミナルスクエアのイメージ】
- 開放的で直線的な見通しや同線が確保され、乗換先やまちが一目で見渡せ、スムーズな移動ができます。
- 乗換空間を一体的に覆う大屋根等によって、雨風から守られ、快適な乗換ができます。

ターミナルスクエア2
中央コンコース前から至東山線中改札階段等方向を望む

ターミナルスクエア3
中央コンコース前から名鉄側方向を臨む
(注)名鉄公表資料(平成29年3月)をもとに市が作成したイメージです
【地下整備】
- わかりやすく視認性の高い歩行者空間
- ゆとりある地下広場の確保
- 防災性・安全性の向上

①地下整備

②地下広場
貼り付け元 <https://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000113726.html>