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写真:風に吹かれて揺れる麦畑を見た

風に吹かれて揺れるここの麦畑は、西風が強くて麦の穂が遠くから手前まで波打っていて、旗が強い風になびく様子を見ているようです。オリンピックなどで見るような、競技場いっぱいに広げられたものすごく大きな旗が思い浮かびます。

風は目には見えないけれど、目で見ようとすれば煙や布をなびかせるか、この麦畑のような場所に立って見晴らすと作物の姿を借りて風の姿を見ることが出来ます。透明なお化けにシーツを被せたらその存在がバレてわかってしまうという、その感覚です。

宮沢賢治の「風の又三郎」を思い出した。

この麦畑の様子とは違うのですが、宮沢賢治は「風の又三郎」という作品の中で表現されている風があっちこっちでざわつく様の不思議な感覚を書いていて、そこに表現されている風の印象に妙に共感したことがあることを思い出しました。https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/462_15405.html


土地の広いアメリカや北海道の麦畑の規模はこの場所とは比べものにならないはずですが、しかし、麦畑には麦の穂穂先を撫でて通り過ぎていく風を形にする力があることは同じだと思うので、いつか写真に撮ってみたいと思っています。

「麦」と言えば麦踏みです。流行のペットの名前じゃなくて。

いまはもうやっていないのか?麦と言えば麦踏みが反射的に思い浮かびます。狭い畑から少し育ち始めた若い麦を足で踏んで強く育てると言う農作業を知っていますが、こんなに広いといちいち踏んではいられないと思ってしまいます。そう思って調べてみたら今でもやっている大切な農作業のようです。https://www.nippn.co.jp/hiroba/komugi_sodateyo/vol03.html

足で踏むには体力的な限界があるので、麦踏みローラーをトラクターなどに取り付けてやっているそうですが、麦の収穫量が増えるのだそうです。

風が手前で回っているので、麦の穂の揺れに規則性がありません。ボサボサ頭のような不揃いの穂先で美しくないので、シャッター速度を早めて麦の穂の大きな揺れを止めてみました。だからと言って,穂先が揃って美しくなるわけではありませんが。

2019年と2021年にそれぞれ写した写真で構成しています。最初の2枚が2019年撮影。

時間帯は違いますが、風の吹き具合は似ています。場所は同じ刈谷市です。

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