


熱田神宮の有名な梅の古木、ならずの梅が満開です。
白い花が少しくすんでいるので大人っぽい趣があります。
白い花の中にピンクの花が見られて風情を感じます。
室町時代の古図にも描かれていると説明があるので、
450年以上もの間、日本をこの場所で見てきました。
花は咲くのに実が成ったことがないので、不実の梅(ならずのうめ)
と呼ばれるようになりました。
実がならなくても450年ほども、見事な花を毎年咲かせてきたのかと思うと
この場所が異次元空間のようで不思議な感覚になります。
といっても、熱田神宮のこの境内がすでに異次元空間なのです。



名鉄神宮駅前が再開発されて、食事したり休憩できる施設が増えたので、これまで以上に多くの人が訪れるようになると思います。
熱田神宮のならずの梅が満開です。