
いつものことですが、マニアックな展示がある安城市歴史博物館からは目が離せません。
この日は、安城市歴史博物館で開催の特別展、
「徳川の支柱酒井氏 雅楽頭家と左衛門尉家」を見に行きました。
その歴史博物館は織田と松平の10年にも及ぶ安祥合戦で有名な安祥城址にあります。
少し余談になりますが、本多忠勝のお父さんもお祖父さんも、安祥合戦で亡くなっています。
館内は撮影ができないのでお見せできませんが、家康や秀吉からの書状の実物を見ることができました。


徳川幕府の譜代大名の地元ならではの、
よそではあまり見られない文書(もんじょ)の実物を見ることができました。
これこそマニアックな展示なので一般的には地味にみえますが、
多分この展示を見て小躍りする人も多いはずです。
なかでも長篠・設楽原の戦いの大きな布陣図に見入ってしまいました。
それは長篠設楽原合戦図の屏風絵とはずいぶん趣が違います。
そういった展示なので、その意味では、
これまで三河に残る文書や記録の実物などを見る機会がなかったので、
とても貴重な特別展でした。


ちなみに開催は2023年8月27日までです。
わたしはこの展示のポスターに使われている肖像画が貴重だと思いました。
安城歴史博物館リンク↓
展覧会
安城市歴史博物館では安城市の歴史を始め多くの歴史的価値のある物を、観覧できる施設です。安城市民ギャラリーでは企画展やギャラリーでの作品展示を行っています。安城市の公式な公募型美術品展覧会では、市内にとどまらず、広く美術品を募っています。