名古屋から見える雪をかぶった中央アルプスの連山は
写真をご覧になったとおりなのですが、
山の名前が気になるので、左、中、右の大きな3つの山塊に分けて山の名前を確認していきます。
先ず左の山並みには、麦草岳(標高2,733 m)、木曽前岳(標高 2,826m)、が連なり、
そしてその右に見える一段と高い山が木曽駒ヶ岳(標高2,956m)です。
木曽駒ヶ岳が確認できたら、その少し右で尖っているのが中岳(標高2,925m)、
そしてまた少し右にあって、さらに尖っているのが宝剣岳(標高2,931m)です。
宝剣岳からそのまま極楽平を過ぎて右に少しずつ谷まで下っていき、
最後に高くなっているのが三ノ沢岳(標高2,847 m)です。
今度は、真ん中の山々の説明です。
檜尾岳(ひのきおだけ)(標高2,728 m)、熊沢岳(標高2,778m)、そして右端に東川岳(標高2,671m)の三つの山の頂上が見えます。
そこから大きくV字に谷になっているところを過ぎて
右側に大きくふたつの高くなっている山に目を移してください。
最後は三つ目の山塊の説明です。
ここには、左から空木岳(うつぎだけ)(標高2,864 m)、少し低くなったところに赤梛岳(あかなぎだけ)(標高2798 m)が見えています。
そこから、右に高くなって、南駒ヶ岳(標高2,841 m)、仙崖嶺(せんがいりょう)(2,734m)、越百山(こすもやま)(標高2,614 m)と続いています。
写真に山名を示したので参考にしてください。
Googleマップを3Dにして写真の見え方に近づけて表示させながら山の名前を確認していきました。
立体地図は思った以上に楽しめます。
好きな方はオススメです。
冬は名古屋から中央アルプスの連山が一望しやすくなります。
名古屋から中央アルプスの連山が一望できることをご存知の方は
それほど多くはいらっしゃらないと思います。
とくに空気の冷たい秋から冬にかけての、高いところにある展望台や、
広々とした大きな川の堤防などからは御嶽山や中央アルプスを見渡すことが出来ます。
それでも雪がないと、山が空の色に融けてしまって、はっきりと見ることができない日が多くなってしまいます。
出張などで、山に雪が積もっている冬の季節に名古屋で時間がとれるようなら、
この景色をお土産にされることをオススメします。
ちなみに、名古屋駅前の高層ビル、ミッドランドスクエアビルの
展望フロアからも天候に恵まれると中央アルプスがご覧になれます。
撮影地点の東山スカイタワーから木曽駒ヶ岳までは102㎞で、
展望室の高さは180mです。
中央アルプスの向う側には南アルプスがあります。
名古屋からは見えませんが、中央アルプスの連山の向う側には南アルプスがあります。
名古屋城から塩尻まで続く飯田街道(153号線)でも良いのですが、
高速を使って東名の小牧ジャンクションから中央道に入り、
中津川市を経て恵那山トンネルを越えたら長野県に入ります。
どちらの道も飯田市、駒ヶ根市、伊那市と通って諏訪湖のある岡谷市と諏訪市へと続いています。
中央道の駒ヶ根サービスエリアは中央アルプスの麓にあるのでクルマを停めて見上げると、
山の奥の方に高い山々を見ることが出来ます。
そして次の駒ヶ岳ICで降りて東方向の中央アルプスに向かって走ると、
やがて中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイの乗り場に行くことが出来ます。
そこからロープウェイに乗ると、有名な千畳敷カールまで簡単に行くことが出来ます。
また、中央道の東側には、伊那谷を挟んで甲斐駒ヶ岳をはじめとする
南アルプスの山々が視界るので、とても壮大な気分を味わうことができます。
中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ https://www.chuo-alps.com/climbing/course/